αリポ酸とは?
αリポ酸とは別名チオクト酸とも呼ばれ、主に水溶性ビタミンと同様に補酵素としてはたらく物質です。
αリポ酸は必ずしも体外から摂取すべき栄養素ではないことからビタミン様作用因子に分類されています。
またαリポ酸は水にも油にも溶けるため体中の細胞にあります。
αリポ酸の主な機能には、インスリンの作用を高めて糖代謝を促す作用やビタミンEやCのより強力とされる抗酸化作用があります。
中高年の血糖値が高くなるのは多くの場合インスリン抵抗性によるものですが、ヨーロッパではインスリン抵抗性による糖尿病の合併症に処方されています。
ビタミンCやビタミンEの抗酸化作用は特定のフリーラジカルに対してのみ有効ですが、αリポ酸の抗酸化作用は様々なフリーラジカルに対して反応します。
またビタミンC,Eの働きを助けるとも言われています。
さらにアルファリポ酸にはミトコンドリアという細胞内のエネルギー生産工場にブドウ糖を積極的に届ける働きがあります。
これにより糖質の代謝が促進されるためダイエットにも効果的です。
*糖質を代謝するには有酸素運動が必要になります。
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