教えて!サプリメント番長

黒酢、もろみ酢、香酢の違い、普通の酢との違いとは

最近、お酢の効能としてダイエットに効くとか黒酢にはアミノ酸が豊富に含まれるなどと話題になり、お店には沢山のお酢が並んでいます。
黒酢やもろみ酢、香酢(こうず)など。
これらはどこが違って、どこが同じなのでしょうか。
まず普通のお酢との違いは一般的なお酢は熟成しないうちに商品になりますが、これらのお酢は1年から3年以上熟成させています。
熟成させることで色は濃くなり、たんぱく質の分解が進みアミノ酸が豊富に含まれます。
香酢は中国のお酢ですが、黒酢やもろみ酢と違い原料にもち米や大豆、酒粕を使用します。
さらに発酵法が固体発酵法という方法で作られています。
対して黒酢、もろみ酢は米を原料に作られます。
黒酢は鹿児島で、もろみ酢は沖縄で作られています。
もろみ酢は沖縄のお酒、泡盛の原料となるもろみから作られます。
もろみには黒麹菌がふくまれ、この黒麹菌は多くのクエン酸を生成します。
そのためもろみ酢はそのままでは飲みにくいので、蜂蜜などを加えて飲みやすくしたものが売られています。
付録
2004年7月にJASにより黒酢は
「穀物酢のうち、原材料に米、小麦、大麦のみを使用し、酢1リットルあたり米を180g以上であるもの。かつ発酵及び熟成で褐色または黒褐色のもの」
と定義されました。

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